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 令和2年12月16日(水)雲南市立田井小学校にて、みーもスクールが行われました。
 「みーもスクール」では、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。
なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行い、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。

 今回の授業のテーマは【雑木林】
 田井小学校の3.4年生2名が「雑木林」について学び、『ナメコの植菌』と『焼き芋』を楽しみました。
 
 最初に、焼き芋を作るための下ごしらえ。アルミホイルとキッチンペーパーを使って丁寧にサツマイモを包み、炭の中に入れました。

 次に、原木にナメコの種ごまを植菌しました。ナメコの菌を植え付けた原木は、ナメコが育ちやすい場所へ。早ければ来年の秋には収穫できるようになるそうですよ。

 焼き芋ができるのを待つ間、講義を受けました。昔は炭焼きが盛んだった島根県は、森が生活していく上で欠かせない場所で、木を切ることによって森が若返っていたことを学びました。

 そして、お待ちかね焼き芋の試食タイム♪
 
 できたての焼き芋は甘くて中がホクホク。おいしそうに食べていましたよ。

 今年度の田井小学校で行われる『みーもスクール』は、今回で最後の授業となります。

 竹・間伐・雑木林と3回の授業を通して楽しみながら勉強することにより、身近にある地域の山について知ってもらう事ができたようです。この授業をきっかけに、今後も山の環境について考え、大切にしてくれるとうれしいですね。