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令和4年9月30日(金)奥出雲町立亀嵩小学校にて、「みーもスクール」が開催されました。
「みーもスクール」は、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育や工作を交えた体験授業を年に3回行っています。
 
亀嵩小学校の全校生徒48名と保護者24名が旧高田小学校で「雑木林と人とのつながり」について学び、【飾り炭づくり】と【ネイチャーゲーム】に挑戦しました!
まずは、「島根県の森林と雑木材と人とのつながり」について、講師の方のお話を聞きました。
島根県は全国でも4位の森林の多さであること。人工の森より自然の森が多いところがほとんどだが、奥出雲町だけは、自然の森より人工の森が多い。それはなぜなのか。昔は、炭焼きが盛んで、木々を伐採して人々は生活をしていた。その当時の植樹したものが人工の森になっている。家などの建材として使うには最低でも50年かかるので、今の子どもたちが大人になる頃に木材がたくさん使えるようになるということを真剣に学びましたよ。
「飾り炭づくり」ではモミジバフウ・マツボックリ・スギの実などを好きな実を選んで、専用の筒に入れて熱すると、あっという間に飾り炭が完成です。実の形が崩れることなく、みんなきれいにできました!
「ネイチャーゲーム」では、フィールドビンゴをしました。つるつる・ピカピカ・卵などの書かれているものを自然の中からそれぞれが見つけて、ビンゴになるととてもうれしそうでしたよ。
 
「昔は炭焼きが盛んだったことや、その時植えられた木が自分たちが大人になったときに使えることを知れて良かった」、「飾り炭が上手にできて良かった」「自然の中で色々と探すのが楽しかった」という感想を聞く事ができ、楽しみながら島根県の森林について学んでもらえたようです。