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令和4年9月14日(水)雲南市立田井小学校にて、「みーもスクール」が開催されました。
「みーもスクール」は、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育や工作を交えた体験授業を年に3回行っています。
 
田井小学校の3・4年生4名と、今回の授業のテーマである「島根県の森林と人工林の間伐の大切さ」について学び、【ヒノキの皮染め】に挑戦しました!
 
まずは、「ヒノキの皮染め」です。ハンカチを水洗いしてから、ビー玉や輪ゴムを使って模様にしていきます。ヒノキの皮の汁に2回つけて染めていきます。
 
講義では、森の割合は、島根県では80%が森で、世界では30%が森。島根から出た酸素は世界で使われていることを知ると、「すごっ!」と声が上がりました。また、自然の森と人工の森の違いや割合なども学び、島根県は自然の森が多いが、島根の中で1つだけ人工の森が多いところが奥出雲町だと知ると、驚きの色を隠せない様子でした。日本では昔から草木染めが行われていることや、使用する素材によって色が変化する事をクイズを交えながら楽しく教えてもらいましたよ。
 
最後にハンカチを染め液から取り出し、洗って完成です。
世界に一つの素敵なハンカチが完成しました!
 
「木の皮でこんなにキレイな色になるのだと、初めて知りました。」「島根県の空気が世界で使われているのに驚いた」という感想を聞く事ができ、楽しみながら島根県の森林について学んでもらえたようです。