さくらおろち湖 秋のFUNまつり

6月21日(土)、NPO法人さくらおろち総会開催の記念として、講演会が開かれました。『森林を守ろう!山陰ネットワーク会議アドバイザー』の佐藤仁志さんによる、演題【奥出雲の自然について考える ~炭は地球を救う~】です。
最初のお話は『植生自然度』についてのお話でした。植生自然度とは、自然に対してどのくらい人間の手が加わっているかを、その段階に応じて10の段階に分けたものです。1は市街地などとなります。数字が大きくなるにつれていわゆる自然に近づいていきます。島根と東京の植生自然度を比べてみると、なんと島根の自然度は東京より低い数字なのだそうです。これはなぜなのか、といったところからお話から進んでいきます。その理由は、『たたら操業』により森林を伐採していて鉄穴流しをしていたからです。そのために、伐採した木は炭にしていました。島根県は全国でも2位を誇る炭の生産地でした。今、島根の山々で見られる木々は、人の手によって植林された木が多くあります。だから、東京より島根のほうが自然度が低いのです。
最後には、「古老からの聞き取りを!」というメッセージを伝えてくださいました。文化の継承をしていかないと、どこかで途絶えてしまう。それを防ぐためには、早めに話を聞いておかなくてはならないと会場にいる参加者は感じることができました。
 
●講演会について、山陰中央新報様、島根日日新聞様に掲載していただきました。
★山陰中央新報様の記事はコチラ★
★島根日日新聞様の記事はコチラ★
 
さくらおろち湖 秋のFUNまつりとは、さくらおろち湖周辺で小さな体験プログラムを集めて行うイベントです。

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