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令和4年9月1日(木)雲南市立田井小学校にて、「みーもスクール」が開催されました。

「みーもスクール」では、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。

なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行い、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。

今回の授業のテーマは【竹】

田井小学校の3・4年生、4名の児童が「竹」について学び、竹を使った【竹筒ご飯・竹箸づくり】に挑戦しました。
 まずはお米を炊く準備をしました。お米と計った水を竹筒の中に一緒に入れていきます。竹の蓋を閉めたら、みんなで運んで火にかけます。

 ご飯を炊いている間、『竹』をテーマに講義を受けました。
竹は1年で20m近く伸び、5年すると黄色くなって倒れてしまいます。そうすると、森で何が起こるのか。
なぜ、竹がこんなに増えているのかということを、昔の生活と今の生活を比べ、竹をどれだけ使っていたのか。
使わなくなった今、これから竹と仲良く暮らす方法を考えながら楽しく学びました。

そして、お待ちかねの試食タイム!

炊き立てのご飯を自分で作った箸で食べました。
手づくりの竹筒で炊いたご飯は、格別のおいしさだったようです♪
 
「厄介者の竹が、使い方でこんなにも素敵になるなんでびっくりです」「竹で炊いたご飯はいつものご飯より美味しかった」という感想を聞く事ができ、楽しみながら島根県の森林について学んでもらえたようです。